みうら整骨院 柏院


むちうち症について

<むちうち症の症状>

 

むちうち症の症状

一般的にむちうち症はレントゲンやMRIでは異常を検知できません。そのため、そのつらさをなかなか理解してもらえないだけでなく、ご自身が不安に感じることも多いのではないでしょうか。交通事故損傷、いわゆるむちうち症の可能性のある方で、下記のような症状がある方は、むちうち症が理由で起こっている可能性があります。

 

■病院では骨に異常がないと診断されたが、症状が改善しない

 

■症状は一進一退で長期間にわたっている

 

■少し運動をしたり、仕事をしたりすると症状が悪化する

 

■天候や気圧の変化、寒さや湿度などにより体調が影響を受けやすい

 

■集中力が低下し、長時間の仕事が困難である

 

■頭痛、だるさ、無気力感、全身の疲労感、不眠など体調が狂う

 

■首の後ろ、前部、側面、頭部、頚椎、腕に痛みがある

 

■首、肩、背中が凝る、または重い

 

■首が回らない、または動かすと痛い

 

 

むちうち症の代表的な症状

頚部痛や頚部周辺の不快感はむちうち症の代表的な症状の一つです。交通事故には様々な要因があります。そのためその損傷部位は一定ではなく、筋群、椎間板、椎間関節や後根神経節など、さまざまな損傷があるといわれています。その中でも、一般的には椎間関節がその発症部位として最も頻度が高いといわれています。

 

交通事故による損傷

交通事故の場合、衝撃を受けた時に椎間関節が非生理的な挙動を起こすということは間違いありません。しかし、どのような損傷を引き起こすのかは未だに明らかにはされていません。

 

むちうち症の特徴

むちうち症の特徴として、事故直後には頚部痛が出ませんが、数時間あるいは数日後になって症状が出てくることがあります。

 

 

 

<むちうち症はなぜ起こるのか>

 

むちうち症の原因

むちうち症は、主に交通事故などで首に不自然な力が加わり、首がムチのようにしなることが原因で起こるといえます。したがって、交通事故だけではなく、スポーツなど、首に急激な負担がかかった時にも発症します。

 

頸部に過度な負担がかかるしくみ

人間の頭部の重さは、体重の約10%程度と言われています。人間はその頭を常に首だけで支えているわけです。交通事故の瞬間は、手はハンドルを強くつかみ、足はブレーキを踏みしめ、胴体はシートベルトで固定されます。しかし、頭部は固定されていないため、衝突や急停車によって前方に大きく振られ、首はその衝撃を吸収しようとして前方に大きくしなります。またその反動で後ろに反り返り、波打つように頸部に過度な負担がかかるのです。

 

むちうち症によるダメージは大きい

むちうち症は、大きな衝突事故だけではなく、低速走行中の事故や軽い追突事故でも発症することがあります。身構えていない状態で衝撃を受けると、体重の約10%もある頭部を支える首には大きなダメージが残ってしまいます。

 

必ず医師の診断を受けよう

軽い事故だから大丈夫と自己判断をして病院に行かないでおくと、後で症状が出ていつまでも苦しむことになってしまいます。交通事故に遭ってしまったら必ず医師の診断を受けましょう。

 

 

 

<むちうち症を改善するためには>

 

まずは整形外科で診断を

むち打ち症の治療は、交通事故との因果関係を明らかにするため、まず病院の整形外科で検査を受け、診断を受けることが大切です。

 

病院に行くのは事故の直後に

むちうち症は、事故直後に痛みや不調を感じないことが多いという特徴があります。交通事故に遭うと事故当事者は興奮状態にあり、痛みを感じる感覚が麻痺している場合もあります。数日経過して、首の調子がおかしい、やたらと肩が凝るなどの症状が出てむち打ち症を疑い、初めて病院に行き診断を受けても、交通事故との因果関係が疑われることがあります。交通事故による損傷であることを示す診断書がないと人身事故として扱われず、むち打ち症に対する損害賠償請求ができなくなる可能性があります。交通事故に遭ってしまったら、自覚症状がなくても必ず直後に病院へ行き、医師の診断を受けましょう。

 

むちうち症の後遺症を最小限に

症状にもよりますが、早い時期から治療を開始して必要な施術を一定期間、的確に行うことにより、これらの症状や後遺症に悩まされないで済む方も多くいることも事実です。急性期には炎症や過緊張を取り除く初期の治療を行います。次に筋肉の表層からはじまり、筋肉の深層に至るまでの筋全体の回復のための治療をしていきます。その後、関節の可動域の確保や、筋肉・関節・神経・血流を含む全身のバランスを整え、自律神経系のバランスも整えていきます。このように、じっくりと損傷の根本まで治すことこそ、むち打ち症の根治療法となり、後遺症を最小限にとどめることになります。

 

 

 

<むちうち症を治療するために>

 

整形外科での診断

むちうち症の治療は、整形外科または整骨院・接骨院で行われますが、交通事故直後は医師のいる整形外科で診断を受けるようにします。むちうち症の症状には、交通事故との因果関係が難しい場合があり、最初に交通事故に遭ったことを医師に申告し、診断を受けておかないと、後で症状を訴えても事故による負傷だと認められない、または示談交渉において疑われる場合があります。

 

整骨院・接骨院での治療

整形外科では、骨折や捻挫と同様に、むちうち症の治療も行いますが、あくまでも個別の症状の改善を目的とする治療であり、痛み止めと湿布をもらうだけでは不満を感じてしまうかもしれません。しかし、交通事故による負傷をしっかりと証明するためには、レントゲン検査やMRI診断が可能な整形外科での診断が必要です。診断を受けた後、むちうち症に詳しい整骨院・接骨院に転院して治療を続けることがおすすめです。

 

むちうち症の治療費

むちうち症の治療は、柔道整復師が行う整骨院・接骨院で行う場合でも、もちろん保険は使えます。柔道整復等の費用(免許を有する柔道整復師、あんま・マッサージ・指圧師、はり師、きゅう師が行う施術費用は、必要かつ妥当な実費)は、自賠責保険の保険金の支払い基準に規定がなされており、整骨院・接骨院の費用は加害者に請求することが可能です。

 

整形外科との付き合い方

ただし、むちうち症の治療が長引き、後遺障害の申請を行うためには、整形外科の医師が書く後遺障害診断書が必要です。整骨院・接骨院では後遺障害診断書は書いてもらえませんので、最初に受診した整形外科とも良好な関係を保っておくことが大切です。

 

正しい理解と治療が大切

交通事故が原因となって起こる傷害のうち、約半数がむちうち症と言われています。その一方で、むちうち症に関する情報は、治らない、保険が使えない、後遺障害として認定されない、などと誤ったものが流れ、実際に事故に遭って症状があるのに、十分な損害賠償も得られず長期間苦しんでいる方が多いという話もあります。正しく理解をして、長期間にわたりがちなむちうち症の治療を行うことが大切です。